人生はすごいなあと思った。大事な人の大事な話を聞いてるだけであっというまに終わってしまう。だから大事でない人のどうでもいい話なんてちっとも聞かなくていいんですよ。
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2008年3月31日の日記
これまで自分に大きな影響を与えた人物には、
必ず始め苛立ちを感じた。
自分に足りない部分を持っているその人に劣等感を抱いたり、
理解できなくて悔しかったりするからだろうか。
「それはちょっとどうよ」とか「行き過ぎだろ」とか
文句を言いながらも付き合っているうちに、
相手の個性にすっかり魅せられ親しくなっている。
だいたいがそんなパターンだ。
だから人との関係で苛立っているときは、
大きなチャンスが来ているのかも、と期待してしまう。
実はひそやかにしめやかに進んでいるのだ。
バイオリンのことである。
なんと教本の一冊目が終了。
もう凄まじい底力を身につけているはずである。
末恐ろしい。
あまりに恐ろしいのでまだ人前では弾かないようにしている。
恐ろし過ぎて弓を持つ手が震え、クキーとか変な音が出たりしている。
怪鳥のような底力の現れであろう。